新生児聴覚スクリーニングは必要??費用はどのくらい?補助はあるの?

出産お疲れ様でした。生死をさまようお産だった人もいるかと思います。

出産入院中に「新生児聴覚スクリーニング検査」を受けますか?と聞かれる人もいるかと思います。もう一つ、新生児期に行われる「先天性代謝異常等検査」については、多くの自治体が全額公費負担の元、産まれたばかりの赤ちゃんに検査を行うようになりました。

しかし新生児聴覚スクリーニング検査については、日本産婦人科医会や日本耳鼻咽喉科学会で全員に受けさせるようにしていこうと推進されていますが、公費負担では行われているところは少なく、東京都でも各自治体に平成31年度から一部負担がはじまった程度です。

負担額も大きく、自費負担になることから、検査をためらわれる親御さんもいらっしゃると思います。

なぜ新生児期にスクリーニングをするか?

先天性難聴の早期発見を目的にしています。出現頻度は1000人に1~2人くらいです。これは他の先天性疾患に比べて高い確率です。東京都福祉局のデータによると東京都の平成29年の出生数は108990人。これの0.1パーセントということは、東京都だけで、年間100~200人の赤ちゃんの耳が先天性難聴といって聞こえない、もしくは聞こえにくいということになります。全国で見たらもっとですね。

しかし、赤ちゃんが音に反応できるようになるのは、しばらく経ってから。新生児聴覚スクリーニング検査を受けなければ、物音にびっくりしたり、音のほうに振り返ったりしないということで確認できます。首を自由に動かせるようになるのは、生後2~3か月経ってから。それも個人差があるのでもっと発見が遅れてしまうこともあります。2歳をすぎても言葉がでないといった時点で気付かれる場合もあります。欧米では新生児期の検査の実施を義務づけて法制化しています。

難聴のあることに気づかずにいると・・・?

難聴のあることに気づかずにいると、音を聞いてから発語が始まるので、ことばの発達が遅れたり、コミュニケーションがとりにくいといったことが心配されます。
早期発見をし、適切な支援をすることによって、赤ちゃんのことばの発達を助けることができます。具体的には生後6カ月までに療育訓練開始が望ましいとされています。

通常の診察では判断することが難しいので、検査が出来る専用のスクリーニング装置による検査が必要になります。装置の置いてある病院で生後1か月までに受けることがおすすめです。

検査にかかる費用はどれくらい・・・?

気になる費用ですが、病院や自治体によって違います。日本産婦人科医会の調査によると、検査の自己負担は2,500〜6,000円(平成25年)しかし、首都圏では大体1万円~2万円のところが多いようです。(2019年現在)全額から数千円の助成を行っている自治体もちらほらあります。助成券が配布される自治体と、自己申請の自治体と様々なようですので、気になる方は、自治体の役所や保健センターに問い合わせてみてください。かかりつけの病院に機械がない場合にも検査を受けられる場所を紹介してもらえます。

赤ちゃんに負担はないの?

聴覚検査といっても、数分で終わる検査です。ヘッドホンを赤ちゃんにつけて測定をします。赤ちゃんの身体に負担はありません。

 

新生児聴覚スクリーニングについてまとめてみました。赤ちゃんが生まれた後すぐに受ける検査です。あまり浸透していない実態もあるようです。参考になれば幸いです。

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